Marcel MOYSE
(1889 – 1984)
1889年、フランス・ジュラ県のサンタムールに生まれる。1900年からパリ・オペラ座管弦楽団の首席奏者アドルフ・アンヌバンに師事し、14歳でパリ音楽院へ入学してポール・タファネルのクラスで学んだ。3年後に首席でフルート科の勉強を終え、デビュー・リサイタルを開いたが、その後もタファネルとフィリップ・ゴベールに師事した。1932年から1940年までパリ国立音楽院の教授。その後1946年から1948年までジュネーヴのコンセルヴァトワールの教授を務めた。
1960年代には、スイス、アメリカ、イギリス、日本でも教育をおこなった。晩年には指揮も行っている。1984年、アメリカで死去した。